指示が下手な上司をスムーズに動かす返答テンプレ

めちゃくちゃな上司 仕事・職場

「これ、いい感じにやっといて」
「〇〇さんっぽく仕上げといて」
「あと、アレ、例のやつ、今日中ね」

……って、いやいやいや、どれ!?何!?どのタイミングでどの温度感!?
そんな“ふんわり系指示”に、あなたも一度はイラッとしたことがあるはず。

でも、ストレートに「具体的に言ってください」と言うのは角が立つし、
そもそも上司に言っても改善されない問題だったりする。

そこで今回は、指示がふわっとしがちな上司をスムーズに動かす返答テンプレ集を紹介します。
これを使えば、精神すり減らさずに仕事が前に進む…かもしれない。


【ケース別】使える返答テンプレ

Case1. 「いい感じでやっといて」と言われたとき

返答テンプレ:

「了解です!“いい感じ”って、たとえば前回の△△みたいな雰囲気ですか?それとももうちょいカッチリめですか?」

🧠ポイント:
“いい感じ”を選ばせる質問にすることで、選択肢から導き出す戦法
YES/NOで答えられる形にすると、相手も面倒に感じず回答してくれます。


Case2. 「例のやつ、よろしく」と言われたとき

返答テンプレ:

「すみません、“例のやつ”って、A案件の進捗資料のことで合ってますか?
それともBのプレゼンですか?」

🧠ポイント:
主語も述語も省略されてる系は、“どっちか”で聞いて特定させるのがベスト。
上司が「いや、それじゃなくて…」と訂正してくれれば、それでOK。


Case3. 「とりあえず進めといて」と言われたとき

返答テンプレ:

「わかりました。とりあえず進める場合、どこまでの状態を目指しておくと助かりますか?」

🧠ポイント:
“とりあえず”は進捗トラブルの温床。「どこまでやったら報告するか」を握っておくと炎上回避できます。


Case4. 「〇〇っぽく」と言われたとき

返答テンプレ:

「了解です!〇〇っぽくって、あの人の“テンション高めのプレゼン資料”みたいな感じでしょうか?」

🧠ポイント:
「〇〇っぽく」は美的感覚と相性が悪い。
“どの案件のどの資料”と、具体例にすり替えて確認するのが◎


Case5. 指示が矛盾しているとき

返答テンプレ:

「すみません、前にいただいた指示と少し内容が違うように思ったのですが、
最新のご意向は〇〇ということで大丈夫ですか?」

🧠ポイント:
矛盾は“記録と記憶のバトル”。過去指示を出して既成事実化しつつ、「最新の意向」というワードで主導権を相手に戻すのがスマート。


ぶっちゃけ:指示が下手な人ほど、責任取りたがらない説

上司がふんわりした言い方しかしないのは、自分の言葉で責任を取りたくないからだったりします。

だからこちらが正面から「それって具体的にどういうことですか?」と詰め寄ると、
「え?キミってそんな細かいタイプだっけ?」みたいな謎ジャブが返ってきたりするんですよね。
はい理不尽。

でも、今回紹介したテンプレのように、上司の“ふわっ”を“選択肢”に変換して提示することで、
こっちはイライラせずに済むし、相手の面子も保てるというwin-win。


結論:ツッコミじゃなく、“通訳”になろう

指示が下手な上司は「日本語→日本語の通訳」が必要です。
そして通訳のポイントは、「聞き返す」ことではなく、「提案しながら確認する」こと。

「え、それどういうことですか?」ではなく、
「こういう感じですか?」「こっちの案で動いてみますね」というポジティブな主導権の握り方が、
あなたの仕事のしやすさをガチで左右します。


💡もしあなたが中堅社員や、後輩を持つ立場なら…このテンプレを教えてあげてください。
“指示が下手な人に育てられた被害者”をこれ以上増やさないために。

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