ミスしましたの報告が“できる感”になる技術

謝罪するサラリーマン 仕事・職場

職場における「ミスしました」の報告。
正直に言えば怒られるし、黙ってたらもっと怒られる。
じゃあどうすればいいの?って悩んだこと、ありますよね?

でも実は、この報告こそ“できる人”っぽさが出やすい場面。
ちょっとした言い回しや構成で、「責任感ある」「信頼できる」という印象に変えられるんです。


■ ダメな報告例:印象が“できなさそう”になるパターン

まずは、よくある“損する報告”を見てみましょう。

  • 「すみません、○○をミスしてしまいました…」
  • 「確認不足で、提出が遅れました…」
  • 「ミスは私のせいです、申し訳ありません…」

誠実ではあるけど、ただの“謝罪人間”になってる
問題の説明も対策もないと、「あー、またやったのね」で終わり。印象に残らないどころか、評価ダウンに繋がりがち。


■ “できる感”が出る報告構成:3ステップ!

ミス報告で大事なのは、**「もう立て直してるよ感」「今後も任せて大丈夫感」**を伝えること。
以下の3ステップで構成してみてください。


① 事実の報告はコンパクトに

まずは余計な言い訳や主観を挟まず、何が起きたかだけ伝える

「〇〇の入力に誤りがあり、本日修正対応を行いました。」

→“自分がミスしました”とはあえて言わない。
主語を「作業」にすることで、問題を冷静に扱ってる印象を出す。


② 原因分析をひと言で添える

ここで「思考している人」だと思わせる。

「〇〇時点でのチェック体制が不十分だったことが原因です。」

→原因が分かっている=再発防止に向けた視点がある人として信頼される。


③ 再発防止策 or 対応の完了報告

一番大事なのは、「こいつ、もう次の手打ってるな」と思わせること。

「再発防止のため、今後は提出前に△△の確認を必ず挟む運用にします。」

「関係各所への修正連絡も完了しております。」

→報告なのに自発的に動いてる風になる=できる人感が爆上がり。


■ ワード選びでも印象が変わる!

言葉のチョイスひとつで、報告の印象は変わる。

NGワード好印象ワード
ミスしました誤りがありました / 不備が発覚しました
すみません…ご報告申し上げます / 〇〇いたしました
間違えました確認が不足しておりました
やってしまいました現在、対応を完了しております

“自分が悪い”アピールよりも、“問題を処理した人”アピールが大事。


■ ボーナス技:報告の締め方を工夫すると信頼度UP

一言で終わらず、信頼残高を積み上げるひと言を加えよう。

  • 「他にも気づいた点があればご指摘いただけますと幸いです」
  • 「同様の対応が続かぬよう注意してまいります」

→こういう“先回り姿勢”があるだけで、「あ、この子は安心できる」感が出る!


■ まとめ:報告は謝罪じゃない、“信頼の演出”です

「ミス報告=ただの謝罪」と思ってる人は損してます。
仕事でのミスは誰にでもある&ヒューマンエラーは個人の問題じゃない事もある!
失敗しても報告の構成がうまければ、逆に信頼されるチャンスになりえます。

だからこそ、

  • ミスの事実はサラッと伝え、
  • 原因を1行でまとめ、
  • 対策を落ち着いて報告する。

これで、ミスしたのに“頼れる感”報告になります。
ぜひ実践してみてください。

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