「もっと積極的に発言して」
「雑談力も仕事のうちだよ？」
「なんか暗いって思われるよ、それ」
……はい出ました、陽キャ信仰社会ニッポン。
コミュ力ある方が生きやすいんですよね、やっぱり。
周囲からの印象がいいのは当たり前。
でもね、コミュ力ない人が無理して“コミュ強”になる必要、ありません。
「コミュ力＝仕事ができる」わけじゃない
そもそも“コミュ強”って何？
・初対面でもグイグイ話せる
・誰とでもすぐ仲良くなれる
・場を盛り上げられる
……みたいなイメージだけど、それってエンタメ寄りのスキルだったりしませんか？
単純に仕事で必要なのは、聞く力・伝える力・段取りする力。
つまり、“雑談力”よりも“報連相の精度”が大事なんです。
無理してキャラ作ると、ガチで消耗する
「コミュニケーションが苦手だから、明るく振る舞わなきゃ」
「本当は静かに仕事したいのに、空気読んで愛想笑い…」
これ、メンタルのブラック労働です。
無理にテンション上げてると、家に帰ってからグッタリ。「自分、何やってんだろ」ってなる。
繊細な人や内向的な人ほど、“キャラのギャップ疲れ”にやられがち。
「静かだけど、信頼される人」って実在する
よく観察してみてください。
あなたの職場にもいませんか？
・目立たないけど、資料が正確
・自分から話さないけど、質問すると的確な返答
・派手さはないけど、クレームゼロ
そういう人って、周囲からジワジワ信頼されてます。
つまり、“しゃべりの強さ”よりも“安定感”や“対応力”のほうが評価されること、案外多いんです。
コミュ強の真似じゃなく、“あなたの伝え方”を磨けばいい
じゃあ何をすればいいのか？
→ 「自分なりに伝える工夫」だけでOK。
・話すのが苦手でも、図解や資料で補えばいい
・声が小さいなら、要点をまとめてメールで送ればいい
・雑談が苦手なら、挨拶＋一言だけでも充分
「無駄にベラベラ話さない人」ってポジションでも十分周囲に溶け込める。
「無理せず、でも伝える」は最強スタンス
“コミュ強”って言葉にビビらなくていい。
伝え方には100通りのスタイルがある。
だから、「自分は暗いからダメだ」とか「盛り上げられないから無能だ」と思わなくてOK。
あなたはあなたのままで、必要なときに、必要な言葉が届けられれば、それで十分。
おまけ：無口でも評価されてる人って？
✅「いつも黙ってるけど、締めの一言が鋭い」
✅「雑談は苦手だけど、納期は絶対守る」
✅「相談すると、冷静に整理してくれる」
ね？ それって全部“ザ・内向型の強み”。
無理して“陽キャ演技”より、こっちのほうが実は仕事では武器になる。
結論：「無理にコミュ強になる＝時間と体力の無駄使い」
キャラを変えようとするの、ほんとしんどい。
でも、自分の性格を知って、そのままで伝える力を伸ばす方がずっとラクで成果も出ます。
あなたは、あなたの声のままでいい。
自分の話し方・伝え方を「見つけて磨く」ことが、最高のコミュ力なんです。
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